皮膚炎③~ニキビダニ~

皮膚炎③~

昨日は七夕でしたね。

皆さんはどんなことを願いましたか?

さて、今日は皮膚炎の第三段、ニキビダニ症についてお話します。

ニキビですが、人間でもありますよね。

ニキビダニが毛穴に住み着き皮膚に炎症を起こします。

ではどんな病気かいつも通りお伝えしていきます。

 

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【症状】

症状は痒み、色素沈着、発赤といった人間のニキビと同じような症状です。

また、フケなどが出るのも特徴になります。

頭や首、四肢に多くみられます。

 

【好発品種・年齢など】

イヌに多く、ネコは稀です。

年齢は若い子と成犬のどちらでも見られますが、原因が異なるケースが多いです。

成犬では免疫抑制剤の使用が原因となったり、基礎疾患があるケースでも見られます。

ですので、成犬で症状が出たケースではそのあたりも注意しています。

 

 

【治療】

駆虫薬の外用・注射・内服があります。

局所であれば外用のケースもありますが、実際は注射か飲み薬がメジャーです。

最近はほとんど飲み薬で治療しています。

注射は使用してはいけないような犬種もいたり、注射部位反応などがある場合もあるので一般には飲み薬ですね。

 

 

 

【自宅でできるケア】

自宅で出来ることとしては、やはりほかの皮膚疾患と同様にシャンプーでしょうか。

角質の除去、毛穴をよく洗浄してあげてください。

使用するのはビルバゾイルシャンプー、サルファサリチル酸シャンプーなどですね。

リンクを張らせていただきます。良ければ参考にしてください。

 

皮膚炎にもいろいろ種類がありますね。

参考になりましたら嬉しいです。